事業目的

「水産フードロスを減らそう!」という魚食文化イベント!! 

おいしい水産物をいつまでも届けるために、

『おさかな食育活動』と『海ゴミ&フードロス削減』

イベントを同時開催します!

【海と日本PROJECT】#海と日本

海で起きている環境の悪化などの現状を、子供たちをはじめ全国の人たちが「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、日本財団や政府の旗振りのもと、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

【海の海洋問題】#海と日本

世界の海には、総計約1憶5000万トンの「海ごみ」があります。海ごみの7~8割は街から発生しており、雨が降った際などに路上のごみが川や水路に流出し、海へ至っています。2050年には魚より海ごみの量が多くなると言われており(世界経済フォーラム報告書(2016年))、このままでは、近い将来、海の幸を楽しめなくなってしまいます。できるだけ「ごみ」を出さないようにする、「ごみ」はきちんと「護美箱」へ捨てる、「ごみ」に気付いたら拾う、という少しの心がけで次世代に豊かな海を引き継いでいきましょう!

「食品ロス」や「プラスチックごみによる海洋汚染」の問題を学び、それらを減らす取組みを「エビフェス オンライン」で行います。その取組みを通じて、海の恵みである魚たちの「命を思いやる想像力」をもったライフスタイルを確立するきっかけとなる参加型のメッセージイベントを行います。

日本海老協会は
国際社会の一員として持続可能な開発目標(SDGs)に賛同します。
パートナーシップで、つくる責任・つかう責任を全うし、
海の豊かさを守りながら「食卓の笑顔」につなげます。

食品ロス削減プロジェクト

「食べもの」を捨てていませんか?

日本で捨てられる「食べもの」は1年間で約632万トン。お茶碗1杯分(約136g)の「食べもの」が「毎日」捨てられます(日本人1人当たりの計算)。

その一方、国連が配っている「食べもの」は1年間で約308万トンです(2014年)。
日本では、「食べもの」に困っている人に配られている約2倍の「食べもの」が捨てられています。 「食べもの」をたくさん買い、たくさん捨てています。 「食べもの」の元は「命」です。 「食べもの」をムダなく頂くことで「食品ロス」を減らす。あなたの家計や環境にとってもプラスです。
エビの輸入量は、年間23万トン(2017年現在)。 エビの国内自給率は、約9%(2016年現在)。あなたが食べるエビのほとんどは、輸入品です。 しかし、わざわざ海を渡って運んできたのに、多くのエビが「3分の1ルール」で食べられずに捨てられています。

「3分の1ルール」は「食べもの」業界の古いならわしです。
「食べもの」を「作った日」から「美味しく食べられる日」までの間を3つに分けます。
「作った日から美味しく食べられる日までの3分の1の時までに、お店に運ぶこと」「作った日から美味しく食べられる日までの3分の2の時までに、お客さんに売ること」
という、古くからの、しきたりです。日本の国のルールではありません。

店頭に並ぶことができる期限(=出荷期限)は、

〜賞味期限180日の場合〜
日本:60日まで(3分の1)
アメリカ:90日まで(2分の1)
フランス:120日まで(3分の2)

この古いしきたりは、「できるだけ新しいものをお客さんに食べてもらう」としても、このしきたりは、厳しすぎるようです。

日本海老協会は、輸入業者(海外から「食べもの」を買う会社)やメーカー(「食べもの」を作る会社)など参加企業60社(2018年現在)と協力し、「食品ロス」を減らす活動を行っています。

「美味しく食べられる」のに、「3分の1ルール」のせいでお店に置けなくなったもの、印刷ミスで規格外になってしまったもの、などをお求めやすい値段でお届けします。

また、日本海老協会は、美味しいエビがいつまでも食べられる地球を守ることが社会的な責任であると考えています。「もったいない」精神を活かし、「食品ロス」を減らす活動を通じて社会に貢献していきます。

海ごみ削減プロジェクト

2050年には海のプラスチックの量が魚を超える!?

プラスチックごみは、地球規模での大きな社会問題です。水産物の量は年々減っており、漁業関係者は頭を悩ましています。水産物の食べ方や選び方を見直すべきではないでしょうか――。

そんな疑問から生まれたメッセージ型食育イベントが「エビフェス!」です。

なぜエビフェス! ?

日本の海老は約91%が海外から輸入されています。子供から大人まで日本人は海老が大好きですが、自給率はわずか約9%。
そのほとんどが開発途上国から「むきエビ」になって日本に届きます。「エビ」のアタマとカラは現地で捨てられ、「むきエビ」はもともとの「エビ」の50%になっています。「エビ」の半分はゴミにされています。

「エビ」はカラがついていた方がおいしい、健康長寿に良い、見た目が豪華になるなど、このエビフェス!で新しい発見をしてみてください。

海洋ごみの事情

そもそも海洋ごみとは、海岸に打ち上げられた「漂着ごみ」、海原を漂う「漂流ごみ」、海底に沈んだ「海底ごみ」の総称。私たちが暮らす街で発生したごみが、海洋ごみの8割を占めているそうです。

毎年800万トン分のプラスチックゴミ

2016年にスイスのダボスで開催された世界経済フォーラム年次総会で、毎年少なくとも年間800万トンのプラスチックごみが海に流れていると報告されました。海に住む生き物がプラスチックごみを食べて死んでしまう事例が、世界中で報告されています。
また、マイクロプラスチックを食べた魚を食べるのは私たちであることから、その悪影響も心配です。

引用:海と日本プロジェクト HP(https://eminohi.jp/kaiyougomi)

「プラごみゼロ」の実現を目指して、エビフェス!では、屋台で使用する消耗品を地球に還る素材(紙、木、バイオマスプラスチック)を活用します。また、BBQ会場では「CO2排出量削減」「石油資源の節約」のため、サトウキビ由来の植物プラスチックを50%使用したゴミ袋を積極的に配り、街からの海洋ゴミ削減に取り組みます。

MENU
PAGE TOP