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【生産者応援】小学校給食に笑顔を取り戻せ!国産クルマエビ1億円分無料配布プロジェクト!~子供たちの命を思いやる想像力を育てる~

2021.5.28

一般社団法人日本海老協会(東京都中央区築地6-23-12秋本ビル2階)の参加企業である毎味水産株式会社(愛知県西尾市一色町坂田新田沖向103-2  代表取締役社長:藤井崇悟)は、農林水産省の事業として、コロナ禍で苦しむ国内養殖業者(生産者)と次世代を担う子どもの笑顔に向けて、学校給食用に国産クルマエビを6月1日(火)より無償提供します。

毎味水産(株)は、(一社)日本海老協会を通じて全国約19,500校の小学校(児童約6,370,000名)の希望校を対象に、国産クルマエビを無償提供します。コロナ禍で苦しむクルマエビの国内養殖業者(生産者)と日本の次世代を担う子どもの橋渡しをして、給食時間を充実させることを目的としています。

「机を寄せ合いワイワイ楽しく食べていた」小学校の給食時間は、コロナ禍で「全員が前を向き私語禁止で黙々と食べる 」という様式になりました。

一方で、外食産業が営業自粛のためにクルマエビの行き場がなくなっています。多くのクルマエビの養殖業者(生産者)も、在庫過多、売上減少で非常に苦しい状況です。
生産者さんの力を活かして、給食の時間にクルマエビをプレゼントします!

【お申し込み方法】

クルマエビのお申込みは、オンライン海鮮マルシェABSEA(エビシー)で6月1日から承ります。​クルマエビは、教育機関(小学校・中学校)を中心とする子ども延べ24万人に無償提供します。一般の方は対象外です。

【注意事項】
教育機関で申込むときは、会社名の欄に必ず学校名+対象人数を入れてお申し込みください。対象人数×2尾をお送りいたします。
(記入例:日本海老学校 5年生のみ80名、日本海老中学校 全校150名など)

ABSEAサイト内の下記QRコードよりお申込みください

https://absea.shop/collections/kit/products/kurumaebi

【お申込み期間】

2021年6月1日(火)~30日(水)
※予定数量に達した時点で締切ります。
※すでに決まっている給食の献立に、クルマエビの料理を追加する場合のみ対象となります。
※夏休み前の7月16日着までに、冷凍状態で納品します。

【配布資料】

・エビ解剖教室マニュアル
下記のURLからマニュアルをご自由にダウンロードしてご使用ください。
https://ebikyoukai.jp/wp-content/uploads/2021/05/d46436-20210527-8080.pdf

・給食用動画「これでキミもエビ博士!」動画(給食時間での視聴を想定)

本事業では、解凍して殻のまま茹でるか、素揚げで殻ごと召し上がっていただくことを想定しています。ただでさえ国産海老は珍しいので殻付きの国産クルマエビを食べる体験は初めての小学生も多いでしょう。初めてでも上手に食べられるように、給食用動画「これでキミもエビ博士!」(約2分)も準備しました。一人につき2尾配布しますので、1尾目はうまく剥けなくても、2尾目はうまくできるはずです。

・YouTubeで学べる「エビの解剖教室」(さらに詳しく知りたい方のために)

子どもと一緒に学ぼう!ホールフード食育体験。エビの解剖を通じ、命を無駄にせず、丸ごと頂く大切さを伝えます。「エビの解剖教室」のYouTube動画をご紹介します。

動画でエビの体の仕組み(海老の秘密・エビポイント)などを予習し、コロナ禍で行き場をなくしたクルマエビを給食でおいしく実食!

【エビデイくんが解説】

海老を取り巻くフードロスの問題!

1、ほぼ輸入品、国産海老は希少品
日本の海老は約95%が海を渡って輸入されています。
輸入量は年間約23万トン。
国産海老は約1万3000トンで全体の約5%に満たない希少品!(2019年実績)。

「車海老」は「海老の王様」!
寿司、天ぷら、刺身など和食文化の代表的な食材ですが、国産車海老はプレミアものです。

2、コロナ禍で車海老もフードロス!
2020年以降の「車海老」たちは、違った形でさらにピンチです。コロナ禍で、外食の機会が減少。
日本の海で大切に育てられていた「車海老」の多くが行き場を失い、フードロス危機に瀕しています。

江戸前の食文化を支えた魚河岸は、将軍家への献上品のうち余った魚を無駄にしないために開かれたと言われています。
今だからこそ、この魚河岸精神で、海の幸「車海老」も大切にしてほしいです。

3、大きく育てるほど損しちゃう!?
育てた車海老の行き先がないと、エサ代や設備にお金をかけられないため、小さい海老のままで泣く泣く出荷しなければらず、養殖業者(生産者)さんは困っています。

特にクルマエビの養殖業者(生産者)さんは、緊急事態宣言下での外食産業の営業自粛により出荷先を失っています。エサ代を抑えるため、やむなく成長前の小さな海老たちを水揚げして冷凍しています。
そうとはいえ、小さなエビには、市場で高値はつかないため、とても困っています。
今回の取り組みは、クルマエビの養殖業者(生産者)さんと、子どもたちをつなぎ、国産の美味しいクルマエビのフードロスを防ぎつつ、子どもたちの給食時間に笑顔を届けようというプロジェクトです。

「クルマエビ」を美味しく頂けるのは、海の幸を楽しむ食文化とそれを支える生産者さんがいるからこそです。
「クルマエビ」を通じて、日本の魚食文化や海からの物流も考えてもらえると嬉しいです。

【事業実施者】

毎味水産株式会社 昭和25年(1950年)創業以来,愛知県一色町で小海老原料の販売から手掛け現在では輸入業、水産加工業、卸業、ベンダー業とその時代時代に応じた取り扱い品目を増やし2021年で創業71周年を迎えます。三河湾に面し,恵まれた水産資源と豊かな環境の中に立地し「毎日を美味しく」を企業理念に掲げ、その真心を食卓へ届けるため日々努力を行っております。
♦主な活動
事業内容は、水産物加工販売、海老の輸入販売、通信販売など。2018年5月に対米輸出水産食品HACCP認定を取得し、食品の「安心」「安全」の管理に対し情報の提供と幅広い提案を責務と考えております。
♦概要
会社名:毎味水産株式会社
創業:1950年
代表:代表取締役社長 藤井 崇悟
住所:愛知県西尾市一色町坂田新田沖向103-2

【情報提供者】

一般社団法人日本海老協会
海老市場に関わる関係各社と連携し、国内の海老食の普及促進を行っています。
また、海ゴミ削減・フードロス削減を目的として、一般参加型のメッセージイベントエビフェス!こと「海老の日®」祭りを開催しています。
♦主な活動
企業が地球環境や水産資源の保護に対する社会的責任を尽くした商品を提供することで、消費者が購買を通じて持続可能な社会に向けて貢献できる関係を探求しています。
♦概要
団体名:一般社団法人日本海老協会
設立:2014年5月
役員:代表理事 藤井務
事務局:東京都中央区築地6-23-12

【日本海老協会ができること】

日本海老協会は、輸入業者(海外から「食べもの」を買う会社)やメーカー(「食べもの」を作る会社)など 参加企業78社(2021年現在)と協力して「食品ロス」を減らす活動を行っています。 また、日本海老協会は、美味しいエビがいつまでも食べられる地球、海洋環境を守ることが社会的な責任であると考えております。

★おまけ★

給食時に「えびのうた」を聞きながら楽しく美味しく食べるのはいかがでしょうか? 唄いたくなりますが・・・我慢してくださいね。