未来の子どもに豊かな「海」をつなぐ夢の料理コンテスト開催
~全国小中学生が描いた「夢の料理」を和洋中の巨匠たちがキッチンカーで実現~
一般社団法人日本海老協会(事務局:東京都中央区築地6-23-12 代表理事:藤井務)は、一般社団法人海と食文化フォーラム(代表理事:谷岡 真由美)が2021年10月15日(金)~16日(土)に開催した「海のごちそうフェスティバル」において、「食品ロス」や「海の環境」の問題について学び、未来に豊かな海をつないでいくための取組み「エビフェス!2021 in 二子玉川」を実施しました。
未来の子どもに豊かな海と美味しい海の幸を引き継いでいくために、海洋ごみや海洋環境の変化による生態系への影響、まだまだ食べられるのに捨てられてしまう水産フードロスなどの問題を解決したい。このような想いから、すべての人が「海と日本」の関係を「自分ごと」と考え、日々の生活を少しずつ変えるきっかけとなるよう「エビフェス!2021 in二子玉川」では、5名の料理の巨匠によるトークショーや、子どもたちが考えたレシピを実現した「丸ごと夢の海老料理」をキッチンカーで販売しました。
会場では、海老を丸ごと無駄なく使用した海老料理をキッチンカーでお楽しみいただくとともに、お出汁の取り方やお魚の捌き方についてのステージイベント、「丸ごと夢の海老料理」の表彰状授与式、トップシェフによるトークショーなどを通じ、「海と日本」のより良い未来に向けたメッセージを発信しました。親子連れの方にも多くご来場いただき、好評を博しました。

「美味しい、以上に知ってほしい海の魅力がある!」出汁とお魚のプロが登場!

イベント初日には、「お出汁の世界~専門店が語る本当のお出汁の取り方~」と「一尾で買うとこんなに楽しい!お魚解剖教室」の2つのステージイベントを開催しました。

「お出汁の世界~専門店が語る本当のお出汁の取り方~」では、一般社団法人日本昆布協会と一般社団法人日本鰹節協会のご協力のもと、出汁のプロが誰でもご家庭で簡単にできるお出汁の取り方を実演し、子どもたちから寄せられたお出汁に関する素朴なギモンにお答えしました。最近では市販の粉末パックでお出汁を取る方が増えたことで、実際に昆布や鰹節からお出汁を取る方が減っている中、海に囲まれた日本で古来から伝わるお出汁の取り方に触れられる貴重な機会となりました。

「一尾で買うとこんなに楽しい!お魚解剖教室」では、水産庁長官任命の”お魚かたりべ”の早武忠利さん、さかなの会副代表・生き物コンサルタントの青木宏樹さんに、先生としてご登壇いただきました。
「自宅で魚を捌く」という体験がなくなる中で、実際にお魚を解剖しながら、体の仕組みや、正しい魚の捌き方、美味しく無駄なく頂く食べ方まで、分かりやすいリアル授業を実施いただきました。魚の美味しさだけではなく、一尾丸ごとの鯛や海老の大きさや体つきを見てもらうことで、鯛や海老が海でどうやって生きていたかに思いを馳せ、命の大切さや命を頂く尊さ、「海の環境」保護の大切さを伝えました。
イベントに参加した子どもは、丸ごと一尾の海老を見た経験がないことも多かったようで、海老が暮らす場所や育ち方によって色や体つきが異なることを学びました。先生には会場から盛大な拍手が贈られました。

全国の小中学生が考案!和洋中の料理業界を代表するトップシェフがメニュー実現!

イベントの2日目には、「フレンチ」「中国料理」「西洋料理」「イタリアン」「和食」それぞれの料理業界を代表するトップシェフ5名(三國清三シェフ/フレンチ・脇屋友詞シェフ/中国料理・茂出木浩司シェフ/西洋料理・鈴木弥平シェフ/イタリアン・野永喜三夫シェフ/日本料理)に登場いただき、全国の小中学生から集まったアイデア料理の中から、各シェフが選出した「ベスト海老料理大賞」授与式を開催いたしました。
大賞に選ばれた5名の子どもには、選定したシェフから表彰状と海老一年分がそれぞれ授与されました。受賞者とシェフからは、メニューへの思いや選定理由が述べられました。具体的な時期は未定ではあるものの、今回の「丸ごと夢の料理」をスーパーなどで販売する計画も進んでいます。 ※今回受賞した各レシピはお子さまでも実践できる簡単な作り方をYoutubeにて公開しています
授賞式後は、5名のシェフにより、「食品ロス削減のための工夫」や「水産資源を守る為に子どもに心がけて欲しいこと」などをテーマにしたトークショーが繰り広げられました。 各シェフからは、「海老の殻や野菜の皮など、普段は捨ててしまうようなものであってもしっかりと調理をすればソースなどに活用できる」「食品ロスが話題になっているが、食品を捨てることというのはお金や命を捨てることでもあると考えを変えてみよう」「ゴミを流したり捨てたりという身近な行為が、全て環境やひいては自分自身にも繋がっているので、その発想から普段の行動を変えてみませんか」など、環境に対して日頃から実践できることは何かについて、ご自身の経験などからお話をいただきました。
一般社団法人日本海老協会は、今後も様々な方のお力添えをいただきながら、豊かな海を未来の子どもへ引き継ぐために諸活動を続けて参ります。
日本財団の海と日本プロジェクトの一環として、
10月8日(金)9日(金)の2日間のイタリアン料理の巨匠ピアットスズキオーナーシェフ 鈴木弥平シェフとオンライン料理教室を開催いたしました。
 
今回のテーマは、「水産フードロスを減らそう!」
 
なんと!食材は国産(沖縄産、鹿児島産)の有頭車海老🦐
 
この海老は、コロナ禍の影響で高級飲食店に納品されるはずだったが出荷がストップとなり、行き場を失った車海老です。
なかなか有頭車海老を扱うこともないかと思いますので….
この機会に、一流シェフ直伝のおうちで簡単にできる有頭車海老を無駄無く丸ごと使ったレシピに挑戦‼️
 
国産車海老🦐 🦐🦐
シェフ・スズキは….どう調理するか⁉️
海老の殻は、捨てないで!
乾燥させてパウダーに。ブランデーと炒めて臭みを取った後スープに。衣で揚げて殻まで美味しくいただく。など、エビを丸ごと美味しく食べる手法を公開いただきました。
●開催日時:
・10月8日(金)11時〜(約90分予定)
・10月9日(土)11時〜(約90分予定)
※調理後の質疑応答時間を含む。
※zoomシステムを使ったレッスン。
 
●料理:
前菜 海老ロール
パスタ 車海老とトマトパスタ
メイン 車海老のクリーム煮
 
お申し込みは、オンラインのみ受付。
全国から約20名ほどが参加しました。

一般社団法人日本海老協会(事務局:東京都中央区築地6-23-12  代表理事:藤井務)は、
全国の小中学生を対象とした、魚を丸ごと使用したアイデア料理を募集する『おさかな丸ごと 夢の料理コンテスト』の当選者を2021年9月1日に公式Webサイト(https://ebikyoukai.jp/ebifes/dream_cooking/) にて発表しました。同コンテストで選ばれた料理5品は今後商品化を予定しています。このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

夢の料理コンテストについて

2021年7月1日~7月30日の期間中、全国の小中学生を対象として、お魚を丸ごと使ったアイデア料理を募集しました。本コンテストは日本の海を守っていく大切さや魚食文化、生産者への理解を深めてもらい、未来を担う子どもたちが、きれいな海とおいしい海産物をつなぐきっかけになることを狙いとしており、出前授業やオンライン公募を通じて多数の子どもたちに参加いただきました。

応募された料理の中から一流シェフ5名が厳正に審査を行い、5品が大賞に選出されています。コンテスト受賞者にはシェフによる調理再現や商品化に加えて、「ベスト海老賞」が授与され、授賞式で表彰状とあわせて海老一年分を贈呈します!

授賞式は2021年10月16日を予定しています。(※新型コロナウィルスの状況で予定変更の可能性がございます。)

夢の料理コンテスト結果発表

大賞に選出された料理は以下の5品です。
※執筆されたアイデアと実際の販売商品は若干異なる場合があります。

【丸ごとエビフライ】

選出者:三國 清三氏(オテル・ドゥ・ミクニ オーナーシェフ)
受賞者:井上 詩野 様(7歳)
選出理由:絵がとてもカラフル。想像力で溢れていて、かつ料理自体は理にかなっていて上品だったため。

【えび丸ごとドリア】

選出者:脇屋 友詞 氏(トゥーランドット臥龍居 オーナーシェフ)
受賞者:藤井 莉心 様(12歳)
選出理由:夢があって実現性が高く、海の幸をたくさん使っていたため。

【もちもちえび】


選出者:茂出木 浩司 氏(日本橋たいめいけん 三代目シェフ)
受賞者:藤井 玲那 様(9歳)
選出理由:アイディアの奇抜性と実現可能性のバランスが良く、レシピの具体性も高かったため。

【エビゴロゴロボール】

選出者:鈴木 弥平 氏(ピアット・スズキ オーナーシェフ)
受賞者:田中 達也 様(6歳)
選出理由:子供が好きな料理かつレシピの完成度が高く、作る前から美味しそうだったため。

【エビのクリームコロッケ】

選出者:野永 喜三夫 氏(日本橋ゆかり 三代目主人)
受賞者:西村 凛々子 様(10歳)
選出理由:海老をたくさん使っていて、実際にある料理でレシピをそのまま再現できそうだったため。

今後の展開について

選ばれた料理5品は、実際に各シェフが料理再現する様子を、日本海老協会YouTubeチャンネルにて順次アップロードいたします。
【日本海老協会 公式YouTubeチャンネル】https://www.youtube.com/channel/UCPsCET9z-S8HbHBaxmuL12g

また、各料理は食品メーカーとタイアップを行い『海老の日®」祭り「エビフェス!2021」in にこたま』キッチンカー販売に向けて調理開発を行っています。
※イベントの内容、販売情報は告知なしに変更する場合がございます。

その他キャンペーン等

日本海老協会では9月1日~10月31日の期間中、Twitter・Instagram・Facebookのいずれかで日本海老協会の公式アカウントをフォローし、特定の投稿をシェアしたユーザーの中から抽選で2021名の方に豪華海老関連商品をプレゼントするキャンペーンを実施しています。

キャンペーンページ:https://ebikyoukai.jp/ebifes/campaign-2021/

「食」を通じて海の環境や食品ロスを学べる!子どもも大人も楽しめる「エビフェス!2021」が「海のごちそうフェスティバル」に登場します

一般社団法人日本海老協会(事務局:東京都中央区築地6-23-12 代表理事:藤井務)は、一般社団法人海と食文化フォーラム(代表理事:谷岡 真由美)が2021年10月15日(金)~16日(土)に開催するイベント「海のごちそうフェスティバル」において、「食品ロス」や「海の環境」の問題について学び、未来に豊かな海をつないでいくための取組み「エビフェス!2021」を実施致します。

エビフェス!2021につい

「エビフェス!2021」は、新しい海老食文化の普及活動と食品ロスや海洋ごみ削減を目的とした取組みです。当協会はイベントに先立ち、2021年6月より全国2箇所の小学校で、食育活動としてお魚や海を守る大切さを伝える「出前授業」を行って参りました。また、出前授業や公募にて、小中学生から「魚を丸ごと使用したアイデア料理」を募集する「おさかな丸ごと 夢の料理コンテスト」も実施しました。
本イベントでは、「おさかな丸ごと 夢の料理コンテスト」に全国各地より応募されたアイデア料理から、トップシェフの三國清三・脇屋友詞・茂出木浩司・鈴木弥平・野永喜三夫らが「ベスト海老料理大賞」を選定。大賞受賞商品のキッチンカーでの販売を行います。また、水産生物の命の大切さを学べるステージ「おさかな解剖学習」や、日本の海の幸の賜物である「お出汁の世界」などを実施致します。

海のごちそうフェスティバルとは?https://shoku.uminohi.jp/gochiso-fes/

「おいしい、以上に知ってほしい海がある。」をメインメッセージに掲げ、海についての情報発信や、海の未来を考える機会を提供するイベント。海産物等の物販やシーフードメニューのテイクアウト販売、ステージプログラム、全国の水産加工品に関するパンフレットコーナーなど、「海のごちそう」をきっかけに海に親しむひとときを提供します。
※このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として実施します。

エビフェス!2021内容

●お出汁の世界〜日本昆布協会&日本鰹節協会〜:10月15日(金)15:30〜16:10 ステージにて
お出汁の世界では、日本昆布協会と日本鰹節協会にご協力いただき、日本で昔から伝わるお出汁の取り方の解説や、お出汁を活かすお料理方法を学ぶことができます。日本古来から伝わるお出汁の世界をお楽しみいただけます。

●おさかな解剖学習:10月15日(金)16:15〜17:00 ステージにて
実際にお魚を解剖することで、お魚の仕組みや、美味しい食べ方を学ぶことができるステージになっています。加工された切り身ではなく、お魚そのものの姿を見ていただきます。普段何気なく食べているお魚について、新しい発見の機会となる企画です。
※イベント内容は社会情勢に応じて変更となる可能性があります。

●エビフェス!夢の料理キッチンカー:両日実施
「おさかな丸ごと 夢の料理コンテスト」にて、トップシェフに選ばれたエビ料理を販売します。脇屋シェフ選定「エビドリア」、茂出木シェフ選定「もちもちエビ」、鈴木シェフ選定「エビゴロゴロボール」、野永シェフ選定「エビのクリームコロッケ」をお楽しみいただけます。
※各メニュー限定140食(2日合計)

これまでの活動

●出前授業

一般社団法人日本海老協会では、子どもたちにお魚への興味関心をもってもらう活動として、2021年6月9日より全国2か所の小学校に出向き食育活動として「出前授業」を行ってきました。

授業では、「普段みんなが食べてるものってなあに?」をテーマに海老を題材として授業を行いました。授業の最後には、海老協会が開催中の自分の考えた料理が再現される『夢の料理コンテスト』のイラスト描きを宿題としました。
▽出前授業について詳しくはこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000046436.html

●「おさかま丸ごと夢の料理コンテスト」

日本海老協会は、小学校と全国の小中学生を対象とした、魚を丸ごと使用したアイデア料理を募集する『おさかな丸ごと 夢の料理コンテスト』を2021年7月に開催しました。
▽『おさかな丸ごと 夢の料理コンテスト』について詳しくはこちら:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000046436.html

会場について

■会場:二子玉川ライズガレリア
■住所:〒158-0094 東京都世田谷区玉川2丁目21−1
■会場アクセス:東急田園都市線・大井町線 「二子玉川駅」直結
※メディアの取材が入る場合があります。ご来場の一般のお客様が映りこむ可能性がございますので、あらかじめご了承くださいませ。

イベント概要

日時2021年10月15日(金)11時~18時/10月16日(土)11時〜17時
会場〒158-0094 東京都世田谷区玉川2丁目21−1
アクセス東急田園都市線・大井町線 「二子玉川駅」直結
プログラム<10月15日(金)>
・お出汁の世界   15時30分~16時10分 ステージにて
・おさかな解剖教室 16時15分~17時    ステージにて

<両日実施>
・エビフェス!夢の料理キッチンカー
・豪華海老関連商品が当たる★エビフェス!キャンペーン

※時節柄、本イベントでは新型コロナウイルス感染防止対策に配慮のうえ、みなさまをお迎え致します。

一般社団法人 日本海老協会 理事 藤井稚代より

 

日本海老協会は、海や日本の魚食文化を守る活動やフードロス削減に向けた取り組みに力を入れています。海洋ごみやフードロスの問題は、世界共通の問題ですが、お魚が住みやすい海を守ることや命を大切に頂くことは、私たちの大切な食文化を守ることにもつながります。
日本海老協会は、「エビフェス!」が一度きりの単なるお祭りにならないように、これからも、一年を通じて講演会や小学校での出前授業、様々なキャンペーンなど、海を守るための活動を積極的に行ってまいります。

団体・企業概要

団体名称    :一般社団法人日本海老協会
本社所在地 :東京都中央区築地6-23-12
代表理事    :藤井務
設立          :2014年5月 

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/